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2012年3月9日
会社で仕事に行き詰まり、どうしても彼の声が聞きたくなった。
会社を出てすぐ、彼の携帯に電話をした。
しばらくコール音を聞きながら、彼が出てくれるのを待ってみたが、出てはくれなかった。
諦めてバスに揺られて帰る道すがら、ふと窓の外に目をやると、彼の愛車がバスとすれ違った。
私の会社へ向かって走って行くところだった。
結局、すれ違いにはなってしまったけれど、彼が駆け付けようとしてくれたことが嬉しかった。
彼の顔を見た途端…涙が溢れて止まらなくなった。
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