3日

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「そっちはもう、したことあるの?」  返答に困っていた少年に少女が尋く。  少年は、首を横に振った。 「よかった」 「何がよかったの?」 「わたしが初めてなら、きっと……ずっと憶えていてくれるでしょう?」  黒い瞳が、少年を見つめる。
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