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「おいしかったー!」
「そーだな。」
「一服!一服!」
やっぱご飯の後はタバコだよねー!
「ゆあ、ちょっと待って。」
「なんで?」
一服だめなの?
「お待たせしました。ミニチョコパフェです。」
え?
「あきら頼んだの?」
「ゆあ食べたいって言ってただろ?
でも、絶対お腹いっぱいになってるって思ったから小さいのにした。」
…なんでわかるんだろ?
「ねぇ、なんでわかったの?お腹いっぱいになるって?」
「いつもゆあを見てるんだからわかるよ。」
「…ありがと」
「どーいたしまして。さあ、食べな?」
「うん!」
まずは、上の生クリームから…
「うまー!」
「よかった。」
今度はイタズラが成功した子供みたいな笑顔。
やられました。
「あきらも食べよ!あーん!」
「恥ずかしいから、いいよ」
「いいじゃん!あー」
「あー」
恥ずかしがっても、ちゃんと食べてくれるんだよね。
「うまいな。」
「でしょ!でしょ!」
「ゆあがいっぱい食べな?」
「半分こだよ!」
「わかった。わかった。」
たまにふとした瞬間に思うんだよね。
あきらと一緒にいるといつでも幸せだなぁって。
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