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すばるside-
「すばるーヒナちゃん」
村「遅いねんほんま~」
横「ごめんごめん」
あれから数時間後、
ヨコたちと合流した。
ヨコもゆきも見た感じ
なんとなく嬉しそう。
きっとうまくいったんやな。
村「ほな、行こか」
ヒナの声で再び俺らは
歩きだす。
少し先を行くヨコとゆき
をぼんやりと眺めてると、
村「なんや、あの2人
付き合うてんの?」
す「そうみたいやな。
良かった、良かった」
村「ほ~、いつの間に」
俺がくっつけたワケやけど、
俺が協力してたワケやけど、
ゆきがヨコを好きなのも、
ヨコがゆきを好きなのも
知ってたワケやけど。
肩を並べて先を行く2人を
見ていると、
何とも言えない気持ちが
心の中を駆け巡った。
す「俺も好きやけどな」
村「…まさか、お前も」
す「冗談や(笑)
まぁ、親友として好きやで」
そう言ってその何とも
言えないような気持ちを
かき消した。
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