3love...

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 ゆきside-  「寒いね」  す「ね」  「もうすぐクリスマスだね」  す「ね」  「きみくんにプレゼント  買わなきゃ」  す「で、俺に付き合えと」  午後12時、寒そうに上着に  顔をうずめたすばるは  さぞかしめんどくさそうに  そう言った。  「だって、あたし男の人が  好きそうなものとかよく  分かんないし」  す「そんなんヨコに  合いそうなもん選べば  何でも喜んでくれるやん」  「……いいの。  すばるのがきみくんの好み  知ってそうだし」  あたしがそう言うと、  す「…せやな」  何だか少し、切なそうな  顔をしてた。  「そうだよ」  す「っしゃ、行くで」  そう思えば、すぐ普段の  様子に戻っていた。  気のせい、か。  あたしは気にせずに  すばるの後を追った。  
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