断金の交わり

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黄巾の乱が始まり、華北、中原一帯に戦が始まった。 その頃、孫策は周ユと話しをしてた。 策「いや~しかし、漢王朝がそこまで酷くなったとは知らなかったな。」 周「その漢王朝が衰退してる中、この黄巾族みたいなのが暴れているから、ますます酷くなってるんだ。」 策「そうなんだ。親父、大丈夫かな・・・」 周「君の父上はここら辺では有名で武勇高き御方なんだ。きっとこの反乱も鎮められるだろう。」 策「違いねぇな。」 周「そうだ。今日はもう一つ話しがあるんだ。」 策「今度は何の話なんだ?」 周「私と君で断金の交わりを結ばないか?」 策「断金の交わり?」 周「あぁ、そうだ。」 策「なんだそれは?」 周「金属をも断つほどの強い心の友情だ。」 策「・・・なんだかわかんねぇけど、義兄弟ってことか?」 周「まぁ、平たく言えば。」 策「なら、その話しのったぜ。」 こうして二人は断金の交わりを結び、無二の親友となった。
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