江東の虎の死

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程普が入ったときには、呂公の首は孫策のそばに転がっていた。 普「どういうことだ❗」 策「すまない。つい、むきになって。」 普「しっかりしてくだされ❗孫堅様亡き今。孫策殿、あなたがこの軍をまとめなければなりませぬぞ❗あなた様は、今や一国の主ですぞ❗」 策「・・・・・わかった。すまない、程普殿。それと皆のもの。俺はもう迷わないぜ。」 当「立ち直りましたか。それでは、会議とまいりましょう。」 蓋「今、敵は南門が手薄ですな。それと、西門も攻略しやすいでしょうな。」 当「だが、今は戦う時ではないと思う。」 策「なぜだ。」 普「兵力も削がれ、殿も失った。兵の士気は余りないだろう。」 当「それと、どうやら殿の遺体は、敵方が預かっているとのことだそうです。」 策「何だと❗」 当「だから、まずは、殿の遺体を引き取るのを先決としましょう。」 蓋「でしたら、黄祖の野郎を帰す代わりに、殿の遺体を受け取るのはどうだろうか。」 普「そうするとしようか。孫策殿、異存はないでしょうか。」 策「ああ、いいぜ。」 普「でしたら、早速出発の準備だ。」
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