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その一言をウァトゥヲは聞いた。 そして感じた。 本来なら、心が空っぽだから何も感じるはずがないのに。 激しい怒り、憎悪、悔しさ。 そういった気持ちが、ウァトゥヲの心からジワジワと沸いてきたのだ。 その男のドヤ顔から発せられた一言に、ウァトゥヲは心を動かされたのだ。
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