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「何でですかって、気が散るからに決まってんだろ」
「それ土方さんが集中できてないって事じゃん」
沖田の言葉に「ハァ…」とため息を溢す土方。
「もう分かった。やっぱりお前ら一緒にどっか行け」
とにかく仕事を終わらしたい土方。
「どっかってどこですかぁ」
「イイとこ教えてよ、土方さん」
暇人な奏と沖田。
「じゃあ新しくできた甘味処でも行ってこい。外出許可出してやる」
それから、と土方が続ける。
「総司、お前奏に奢ってやれ」
「いーよ、じゃ行こうぜ」
「うん、……あ、土方さん。何か買ってきましょうか?」
「いや、俺はいいよ。早く行け」
「そうですか…じゃ、行ってきます」
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