第3話

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~~オマケ~~ 店を出て結局沖田に奢ってもらった奏。 「ありがとね、沖田!」 「…ん」 ちょっと照れ臭そうな沖田。 「―――あっ、良いこと考えたっ!」 手をポンっと叩き 「今日はあたしが奢ってもらったから、今度はあたしが沖田にご馳走するよ!何が良いっ?」 ニコニコしながら尋ねる。 「何でもいいの?」 「うん、何でもっ!」 自分よりも背の高い沖田を見上げると 「何でもかぁ………。 楽しみだなぁ・・・」 意地悪な笑みを浮かべる沖田と目が合った。 「何でも良いんだ~ ……着物買えなくなるかも、ね?」 「っそれは勘弁してよぉ~~~っ!!」 涙目で見上げる奏にフッと笑う沖田だった。
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