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「どうしましょうか・・・。幹部の部屋も二~三人の相部屋にしましょうか」
山南が提案する。
「そうするしかなさそうだな」
「ああ。じゃあとりあえず皆に集まってもらおうか。」
土方と近藤も同意する。
それから数分後、幹部のメンバーが集合してその旨が伝えられた。
「何か希望はあるか?」
土方が聞く。
幹部が少しざわつく。
「じゃあ、俺平助と新八と一緒がいい!」
原田が挙手をしながら言う。
「俺はいいぜ。左之と平助、おもしれーよ!」
「えぇー、新八さんと左之さんと一緒じゃ眠れないよぉ。
……でも、ちょっと楽しそうかも!」
「じゃあ決まりでいいですか?」
こうして、まず三人決まった。
それから他もポツポツと決まり、局長・両副長・斎藤の一人部屋も決まった。
そんな中、
「ってことは、……総司とカナが同じ部屋だな」
「そうですね」
「まぁ二人なら仲良くやってくれるだろう」
―――と、見廻りでいない沖田と、女中の仕事でいない奏が知らない間に二人の相部屋が決まっていた。
そして、現在の部屋割りに至る。
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