35人が本棚に入れています
本棚に追加
「一方通行ッ…!!!」
ガバッ
ベッドから飛び起きた打ち止めは辺りを見渡した。
「…あく…せ…られ、た」
彼女は無意識に
彼の名前を呼んでいた…。
ガチャ…
「ッ!!!??」
誰か、部屋に入ってきた…?
「ヨミカワ…?」
「いや…俺だ」
打ち止めは何も言わず
黙ったまま俯いていた。
何を言っても、泣いてしまうと思ったから。
「…これを、買いに行ってた」
そう言って一方通行は打ち止めの隣にその袋を置いた。
「……」
「開けてみろ」
打ち止めは言われた通りに、
袋を開けてみる。
ガサ…
「…!!」
最初のコメントを投稿しよう!