あの人

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「で?悩みってなんなの?」 とりあえず、落ち着いた三人は話を本題に移そうとしていた。 打ち止めはまだ、頬が痛いのか頬を擦りながらはなし始めた。 「話は二日前に戻るの…一方通行がミサカの知らない女の子と歩いてたの」 やっぱり一方通行絡みか、と二人は内心思っていたことを的中させた。 「あの人の服を掴んで、並んで歩いてたから…ってミサカはミサカはその時のことを思い出して、気持ちが沈んできたり…」 「…その後、 一方通行に聞いたの?」 と、芳川がお姉さん風に打ち止めに聞いてみる。 「…聞けなかったのってミサカはミサカは項垂れてみる…」
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