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B3Fに到着。
ほとんどがテナント募集となっている部屋の中
一番右奥に明かりのついた部屋がある。
一番下の階の一番奥
なにやら目立ちたくないといった雰囲気を持っている。
「相変わらず…俺のところ以外は営業してねぇな。ご近所さんがいねぇのは寂しいねぇ」
どうやら彼は一番右奥の部屋の持ち主のようだ。
その部屋の扉には
「桐谷なんでも相談所」
胡散臭い…
そしてその下には
「準備中」
という看板が釘で打ち付けられている。
やる気が感じられない。
「あー着いた。FAX来てないといーなー」
そう呟き、扉をあける。
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