新たなる世界へ

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「戦い?なんのことだ?」 ん?狼とは血がたぎるような激戦をかましたが?崖の上だし見られていないはずだが? 「なにをいっているんですか?あなたがドラゴンを倒したんですよ?」 ふぇ?どらごん? .....ドラゴン倒す=王女救う=国にご招待=王様か猛者との激戦=学園=ハーレム=結婚=国王になる=仕事がすごい.... テンプレになるぅぅぅぅうう!? 「お...お嬢さんこの事は他言無用にしてほしい」 「ふぇ?なぜです?」 「それはめん....私にはやるべきことがある ドラゴンを倒したとなれば支障をきたす場合があるからだ...お嬢さんの国にも行くことができない」 ふぅ...危うく本音が出るところだったぜ兄貴... 「そう....ですか...しかたありません...よね..」 いやぁあああ 涙目にならないでくれぇ!心に良心なにか鋭い物がぁああ 「どうしても駄目ですか?少しでもお礼がしたいんです ウルウル」 涙目上目遣いなんて反則だ!? ここで引いてならぬぞ... 「すまないもう行かなければいけない去らばだ」 涼は、全速力で道もわからずまま走り出した。 「待ってください!?....いってしまいましたわ...道も聞かずに...」
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