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修司は 後輩達に ボタンをあげたり ノートや色紙 カバンなどにサインをして 彼女と待ち合わせしている 体育館の脇に向かった。
修司には 一年生の妹的な彼女がいた。
「待たせて ゴメン。」
彼女は 少し寂しそうに
「修司先輩は 人気者だから…私ね 高校は 先輩と同じ所に行くね。」
修司が 4月から通う高校は 鹿沼市の農業高校で 畜産を学びたい 家が 高校から 300mと 近いと言う事で 決め レベルも かなり低く学校だ。
「家が農家とか 畜産や動物関連の仕事がしたいなら良いけど レベルが低いから 止めた方が良いよ。」
「私 頭 良くないし 先輩と一緒に通いたい…だから 待っててください。」
修司は 微笑みながら
「約束は 出来ない。新しい彼女が 出来るかも知れないから。」
「それでも構いません。私の気持ちですから。」
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