ジン危うし十本刀使いの九番隊 助けてくれた懐かしの戦友

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ジン危うし十本刀使いの九番隊 助けてくれた懐かしの戦友

ジンは城の階段を登っていた。「兄さんは確実にこの城にいる。」そう思いながら進んで行くと目の前に扉があった。「何々…九番の門…」この先に九番隊がいると言うことだろう。「どれどれ、さっさそやつけるか。」そして扉をあけた。そこには何と私刀を五本いや十本持っているやつがいた。「よくぞきた。俺は十本使いのマミヤ・マサトだ。」「私刀十本使いだと?」相手は片手に四本ずつ持っていて口で刀をくわえていて、足で刀をおさえていた。「さあどこからでもかかってきな。」「望むところだ。」そう言われ斬りかかりに行く。だが刀を弾かれた。「こいつ斬る隙がない。」次の瞬間…気がついたら倒れていた。「俺は負けたのか…」「なんだクナナシの弟弱いな。」悔しかったが立てなかった。体はあの十本刀で斬られボロボロだった。バタ、ドン。門が開いてしまった音がした。「なんだボロボロじゃないかジン。」「お前は…」「カゼカミ・シュウヤだ。忘れたのか?」「教えてるぜ。」シュウヤとは昔一緒に戦っていた戦友だ。「誰が来ようと俺には勝てないぜ。」「ほぉー」そう言いながら近づいて行く。「気をつけろ返り討ちになるぞ。」次の瞬間シュウヤは斬りかかったが弾かれた。「まだまだのようだな。」マミヤが斬りかかった瞬間刀をすべて弾き飛ばした。「甘かったようだな。」シュウヤは斬った。一撃だった。そこからマミヤは起き上がらなかった。「強い。強くなってる。」「あのじいさんから聞いたぜ。俺も一緒に行く。」「あーまたよろしく頼むぜ。」こうして心強い味方ができ八番隊の門を目指すのである。
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