秘刀の秘密そして父の真相

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車で山道を走り、そこを抜けるとそこに家があった。エルフ・ダムの家だ。俺は車をおり家へ入ると外とは違い暖かかった。「ほれそこに座れ何か飲むか?」俺は何でもいいと言うとコーヒーをいれてくれた。「ほら温かい内に飲め。」「いただきます。」少しフゥフゥしてから飲むと、とてつもなく甘かった。心の中で(砂糖入れすぎだろこれ)と思った。もう一度言うが口に出して言うと殺されるので心の中で思った。「どうした?苦かったか?」そしてまた砂糖を入れられた。どばっと結構普通ならあり得ない量だ。「どうも親切にありがとう。」(これ飲んだら死ぬんじゃね。)そう心の中で思ったので話をきりだした。「なぁじいさん秘刀の秘密教えてくれないか。」 「秘刀かぁ、秘刀にはな秘密があってなまず凄まじい力があり最強の刀であってな、貴様のような水無刀では太刀打ちできん。後もう1つあるんじゃが…」「秘刀紅丸翠月は何処にあるんだ?」 「人の話を最後まで聞け、まず秘刀のある場所は誰も知らん。」「そうだよな…」「だが秘刀紅丸翠月はクナナシ家の人間しか刀を抜けないんじゃ。」「え、まじで。でもおかしくないか、ある場所が知らないのに何故分かるんだ?」「実はのう…秘刀を造ったのはあんたさんの親父なんだよ。」「え、」状況が理解できなかった。「あんたの親父さんは刀を設計してワシが作ったんじゃぞ。」やっと理解できてきた。「じゃ水無刀も秘刀並みの力に」「それは無理じゃ。まず作る素材がないし十年はかかるぞ。」「じゅ、十年!」「だが刀は強く出来るぞ。その刀には進化する力があるからな。」「進化する力?」「そうじゃ一回目は改造して強くなりそこからは経験で強くなるんじゃ。」「初めて知った。」「まーそう言うことじゃ。明日出発するんじゃろ?明日には進化させておいてやる。」「ありがとうじいさん。」「後もう1つあるじゃがあんたさんの親父を殺した組織には噂ではあんたさんの兄がいるらしい。」「やはりそうなのか。」思っていたどうりだった。「ま、噂だから分からんけどな。」「だ、だよな。」心の中では(どうしてなんだよ兄さん。)こうして一晩は終わった。
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