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『でも、優美。やっぱり兄としては、手伝ってやりたかったなぁ~(涙)』
「全然、大丈夫…。私のことは、心配しなくていいから…。」
『ちゃんと、ご飯食べるんだぞ!それから、戸締まりも忘れず!あとあと、』
「本当に、大丈夫だから…。」
『うっ、そうかぁ。木曜日の休みには覗きに行くからな♪』
「うん…。」
『おやすみ。』
「おやすみなさい…。」
ピッ
お兄ちゃん…心配性なんだから…。
でも…ありがとう。
携帯を置き、キッチンへと戻った。手慣れているだけあって、あっという間に1人分作り食事をすませた。
今日からここで頑張らなきゃ…。
そう心に決め、明日のためにと、今日は早めに寝ることにした。
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