2月15日

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「ゴメーン♪消しゴム貸してくんない?」 隣の席の朝比奈マキが両手を合わせて頼んできた。 『いいよ。半分やるよ』 「ありがと♪」 マキは茶髪にショートカット、ブラウスのボタンを2つあけ、胸は83のEカップである。正直、エロい。 「お・れ・い・に♪いいことしたげる♪」 『いいこと!?』 「うん♪目、つむって」 上目遣いで唇に指をあてている。マジでエロい。 今は授業中だが、言われるがままに目をつむる。 「開けちゃイヤだからね?」 (おいおい!まさか、あんなことやこんなことしてくれるのか!?彼女の〇〇〇〇を〇〇〇で〇〇〇とか、俺の××××を××に×××してくれるとか!) そんなあられもない妄想にあけくれてると、、、 どこからともなくチョークが飛んできた。 「くおらぁ!俺の授業はよっぽどつまんねぇみたいだな!てめぇみたいな奴には鉄拳制裁だ!覚悟しやがれ!」 生徒指導の山田先生の容赦ない右拳が頭上にふってきた。 隣では小悪魔みたくてへぺろしてるマキがいた。 …覚えてやがれ。
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