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最後のホームルームぐらいは出た方がいいと思い、 戻ったら担任に耳が潰れそうになるほど説教をされ、 フラフラになりながら帰る準備をしていた
宮崎は部活があるため、『じゃあな、頑張れよ!』と 言って走って行った
やることも無いし、そろそろ帰ろうと思っていた 時・・・
『こらぁー!今日も全部サボったわね。注意される私 の身にもなってよ!!』
またもや後ろから聞き慣れた声が・・・・・・
『いやぁ、だってさ・・・。面倒じゃん?』
相手は香織。もう説教を聞くのはダルいよ・・・・・・
『面倒じゃない!成績上げる気あるの?毎回学年最下 位なのに・・・。優は頭いいんだから授業にさえちゃん と出てれば・・・ってこらー!!』
俺は全力で逃げた
鞄を持ち、2階である教室の窓を飛び降りてね
上を見上げると悔しそうに・・・いや、心配そうに見つ める香織の姿があったので軽く手を振り、学校を出た
時間にはまだ余裕があるんだよなぁ・・・
時刻は16時。用事があるのは18時からだ
残り2時間も暇がある。まあ、今からすることは決 まってるんだよね
少し考えたところで、ある場所へと向かった
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