平凡な日課

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―――とある都会街 季節は夏。暗い夜が終わり、朝を向かえている。 外では小鳥達がチュンチュンと鳴いていた そんな中、ビルが並ぶ場所に一つだけ何故か建っ ているボロアパートの一部屋で気持ちよく眠って いる少年がいた――― その時・・・・・・ ッジリリリリリリリリリリリリリリリリリ ッバン 『んっ・・・五月蝿いな・・・・・・』 目覚まし時計の音が部屋中に鳴り響いた。それを 腕を振り、端っこへ飛ばし、再び夢の世界へ旅立 つ 時間が経過し外が騒がしくなってきたため、自然 と目を覚まし、いつもの場所に時計が無いことに 気付き、辺りを見渡す ベッドから立ち上がり床を見ると時計が逆さまに なって落ちていた 『あれ?なんでこんなところに・・・って、うわああ あぁぁぁぁぁぁ』 時計を手に取り、時間を見ると時刻は9時を示して いた 慌てて制服に着替え、前日に買っておいたパンを 手に取り部屋を飛び出した
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