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この少年の名は仁宮優(ニミヤ ユウ)。歳は14歳で中 学2年生だ
長い青髪が印象的。風が吹くとユラユラと揺れ、 かなり美形なために、ものすごくカッコイイ
訳あって今は一人暮らしをしている
走っている今でも横切る度に女性達の視線は集 まっている
本人はというと・・・
ヤバいヤバいヤバいって!! これで遅刻記録15回達 成だぞ!! いーそーげー・・・
かなり焦っていた
部屋を出てから15分が経過したところで漸く門に 着いた。だが、余裕で遅刻だったために名前とク ラスを専用紙に書かされ落ち込みながら教室に向かった。
ドアの前に着き、一息つき
あーあ、またやっちまったなぁ。ま、落ち込んで も仕方がないか。気を取り直して・・・
ガラガラガラ
ドアを開けて中に入った
『おっはよう!』
『ッコラァァァァァ、またお前か仁宮ー!! 何回目だ と思ってるんだ!?』
『15回目を見事に達成中です』
『平然と言うな!! まったく・・・もう、いいから席に座 れ』
『へーい』
予想道理の反応だなぁ。10回目からだし、もう6回も 同じこと言い合ってるのか、そろそろ飽きるわ~
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