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席が近い宮崎に声をかけられ、そっちを振り向く
『まあ、腹減ったからな。俺はこれ持って戻るけど、 宮崎はどうする?』
『俺も行くよ、そのために待ってたんだし』
・・・・・・さっすが~
二人で人目を気にしながら屋上に行き、昼飯を食べは じめた
ちなみに宮崎は親がいるけど、弁当を作るのが面倒と か言われたらしく、俺と同じコンビニもの・・・
だから落ち着くんだけどね
『お、この新作パン美味いぜ!!』
『いや、それを美味いって言える人は世界中探しても 中々いないと思うぞ?』
『いやいや、この絶妙な組み合わせがいいんだよ』
宮崎にたった一つだけ不満をもつとしたら、味覚なん だよな・・・。苺ジャムと焼きそばって・・・っつか、どこ で見つけて来たんだ!?
そんなことを考えながら食い終わり、一息ついた
『っふー、満足満足。これから後2時間シンドイな ~』
『俺は寝るけどな』
『よく、そんなに寝れるよな』
『夜が忙しいから寝れないんだよ』
『まあ、それを知ってるから協力して秘密守ってるん だけど。ほんじゃ、もうすぐ昼休み終わるし、俺は行 くな』
『おう』
一人屋上に残り、また眠りについた
―――そして放課後
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