結びつける絆

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それから校内に入り、教室に向かっていた4人。 結「…ん? お前ら、先に教室行っててくれ」 菫「どうかしたの?」 結「いや、ちょっと じゃぁな!」 蒼「あっ!おい!…行っちまった」 優「じゃぁ先行ってますか」 結「おい」 「ひゃあぁっ!」 結が声をかけると肩を上げてびっくりしている女性。 綺麗な黒髪に白衣を着ていることから保健室の先生なのだろう。 「あ、浪居君だったの もう、驚かさないでよ」 結「別に驚かせたつもりねぇよ、重そうだったから手伝ってやろうと思っただけだ」 彼女は保険医の紫方堂緋吹だ。 緋「あらそうだったの、じゃぁ半分持ってもらえるかしら」 結「半分じゃなくて3分の2貸せって、あんた力無いんだから」 緋「ほんと?助かるわ~」 緋吹の持っていた書類を受け取る。 保健室に持って行く物らしいので、そこまで緋吹と並んで歩いた。 .
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