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教室に辿り着いた結は顔を見られないように目線を落として席に着く。
結「はぁ~…」
菫「どうかしたの?溜め息なんかついて」
結「うわっ!?びっくりさせんなよ
別に何もねぇって」
いきなり顔をのぞき込まれたので驚く。
菫「なんだか顔赤くない?」
結「赤くねぇ…」
蒼「分かった!あんたさっき可愛い子に告られてたんだろ!」
結「はぁ!?」
蒼「そりゃ可愛い子に告られたら照れたりもするって」
菫「あ、確かにそうだね」
勝手に話が進んでいるが、結はさもそのように振る舞ってその場をしのいだ。
結は緋吹の事が好きだったりする。
だが緋吹は舞より年上だし、実際彼氏もいるのだ。
簡単に言うと遊ばれている。
結(んなこと分かってるよ…
別に今はもう昔ほど好きとかじゃねぇし…多分)
するとベルが鳴り、授業が始まった。
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