零章…運命(さだめ)

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闇鬼「?」 後ろから聞こえる声と同時に身体に走る激痛。視線を下におろすと背部から胸を突き破る槍。 闇鬼「なっ…に…」 ???「ヒャハっ♪油断しちゃったねぇ。僕の武器はあの鎌だけじゃないんだよ♪勝ったと思った?君が斬ったのは、僕の影さ♪げ.ん.か.く♪」 闇鬼「ゴフッ。油断した…しかしこの槍を握っている貴様が本体と言うことか。」 振り向き様に仮面に向かって指を突き刺す。 ???「なっ!?」 グチュッ。闇鬼の手にはピエロの仮面を突き破り赤い色をした目玉が握られていた。 ???「ハハハっ、やられたなぁ。まさかまだそんな力があるなんて…ねっ。」 言葉と共に槍を握る手に力をこめる。
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