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「今日からこのクラスの一員になる浅島 龍斗と言います。初めてでよく分かりませんが、よろしくお願いします。」
珍しい…この時期に転校生なんて。
「ねえねえ燐、あの人良くない？結構イケメンだし。」
「そうかな～…私は普通だと思うよ。」
「もう…燐の言う普通が何処までなのか分からないよ！」
「美沙、声が大きいよ。」
先「こら！山野！静かにしなさい。」
「ほら…言わんこっちゃない。」
先程怒られた彼女は山野 美沙。
私の小学校からの親友。
そして私は鈴村 燐。
彼女とはもう切っても切れない仲だ。
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