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まさかな、そんなことは無いはずだ。
そう思いながら俺はドアノブを強く握った。
なんか、さっき俺を置いてけぼりにした二人の声が聞こえたと思うのだが。
気のせいだよな…
だってあいつら走って教室に戻った筈だし...。
こんな所にいるはず無いよな?
気のせいか...うん!!気のせいに決まっている!
あれだ!あれ!疲れて幻聴でも聞こえたんだなきっと!うん!!そうだ!!
そう自分を納得させながらも俺はドアノブを回した。
あれだな。もし居たら俺は一週間は神を信じないぞ!!←?
よく分からない決心をしつつギィとまたドアを開けた。
ほぉら誰も居な...
「あれ?千宗君じゃん?」
えっ・・・
「宮下君?」
そこには見慣れたオレンジ頭と紫頭が弁当を広げていました。
どうやら俺は一週間は神を信じないみたいです。←?
そして俺は大きく息を吸い込みました。
そして,お腹から
「なんでお前らいるんだよぉぉぉ!!」
大声を出しました。
てか今日1日でどんだけ声張り上げてんだ俺!?
その大声にびっくりしたのか佐倉は箸で掴んでいたたこウインナーを落としそうになり、瀧谷は牛乳パックを落とし制服の端を白く濡らしていた。
瀧谷なんかゴメン(・_・;)
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