探索の必需品

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「よし、探索に行こう」 太陽が、帯びた赤みを溶かし昇ってきた頃、光は目を醒ました。 「こー!お母さん医薬塾に行ってくるからー!お父さんと水夏の分の朝ごはんよろしくー!」 「はーあい」 「釜戸にお米は炊いてあるからぁー、行ってきまーす」 言いながら光の母は玄関を飛び出し、ドアをパタンと閉めた。
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