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「それで私になんのようじゃん?」
「すみませんが黄泉川先生にこの子を背負ってもらって、とりあえず私の家に運んでもらおうと……」
「……やっぱり手を出すきなんだね…」
「違います!!!!
このままするわけにはいかないから一時保護なのです!!!!!
明日にはキチンと自分の家に帰ってもらいます!!」
確かにこんな場所よりオンボロの子萌のアパートのほうがいいだろう。
しかしあそこはビール缶の空き缶やタバコなど、少年少女が住む環境ではない
よくそんな住みかに子供達を保護しようと考えたなと思う
「しかしな…いくら月詠先生が子供並みの体格………
って、ゴメン!!ゴメンじゃんよ!!!!
と、とにかく少年を一人の「大人の女性」と一つ屋根の下に置くのは危ないじゃんかよ」
「そうかもしれませんが…
でもそのままにするわけにはいきません!!!!」
確かにそうだが、黄泉川のいうことも可能性はある
簡単に女性の住み部屋に連れていくのは……
「……仕方ないね、私にいい考えがあるじゃんよ!!!」
「本当ですか!!?」
「私に任せなさい!!!!」
そういって子萌は黄泉川のアイデアに乗ることにした
のだが、子萌は後々後悔するとは思っていなかった
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