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「………あれ?
……ここは……」
目覚めると知らない部屋にいた
確か…公園で寝ていたところで女の人に起こされてそのあと……
「……覚えてない……」
自慢ではないが一度、本気で寝てしまったら自然に目覚めるまで起きない
だから自分に何が起きたのか分からない。
ただ分かることは、
「騒がしいな…」
扉の向こう側、複数の女性の声と一人の男性の声が聞こえる
何に対して朝から騒いでいるのかと気になり、扉の向こう側を確認するべく扉を開けてみると、
「いくらめんどくさくても炊飯器で目玉焼きを作るなああァァァァァ!!!!
そこにくっついてるだろゥがアァ!!!!」
「なるほど、そこに油ひくの忘れていたじゃん。」
「そういう問題ではないと思う、とミサカはミサカはお腹を抑えて朝ごはんを食べれると願うし!!」
「空腹を満たすためにミサカは昨日のお菓子を食べるから問題ない」
……何が起きている?
緑色のジャージを着た女の人が白い髪の少年と言い合い、姉妹のような二人の小さい方は箸を両手で持ちジタバタして、大きい方は一人お菓子を食べている
……あぁ、もしかして
「若い夫婦と養子の姉妹のありふれた家庭事情かぁ」
「「「「違う!!!」」」」
思いっきり否定されたが
この息ぴったりな感じは家族としてみえるのだが……
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