プロローグ

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研究者達はその核ミサイルをも防ぐ耐久力の強い防衝ガラスの内側で結果を見ていた 爆音、爆風、砂ぼこりが研究室を包む中 研究者の一人、牛島 丈が何かを確信しニヤリと笑った…… 研究室を包んでいた砂ぼこりは少しずつ収まり始め、そして何かが少しずつ見え始めた 見えてきたもの それは……「普通の人では死んでいる」はずの少年が立っていた。 「……結果は?」 「……はい?」 突然、牛島に問いかけられ間抜けた声を上げてしまった研究者に対して ムカつきも怒りもなく無表情でもう一度その研究者に問いかけた 「結果はどうだ?」 「は、はい!!! レベルは超能力者(レベル5)と認められました!!!!」 「……………。」 有無も言わさずに 牛島はその研究者に ポケットに入っていた黒く重たいものを 頭に押し付け引き金を…… …………引いた。
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