プロローグ

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火花が飛んだと思った瞬間には研究者の頭から赤い液体が飛び散り、近くにいた別の研究者の顔についた あまりの出来事にその場にいた研究者達は固まってしまった 何時間も時間が進んだように感じる静けさの中、牛島はなにもなかったように別の研究者に 「この実験の目的はなんだ?」 「た、対一方通行(アクセラレータ)用の超能力者の開発です!!」 「ならば結果とはなんだ??」 「は、はい!!!! 成功です!!能力は超能力者に引き上がり、学園都市最強の一方通行と同等の能力者となりました!!!!!!」 その言葉を聞き不気味に笑い始めた牛島 まるで深い闇から悪魔が笑っているかのよう、その声は研究者達を震えさせた 「……これで奴は終わる。 これで学園都市最強は……」 「!!!?? た、た、大変です!!!!! の、能力が低下してます!!!!」 「バカな!!? 止めろ!!!今すぐ止めろ!!!!!」 「ダメです!!止まりません!!!!!」 その日、一方通行と堂々の超能力者が生まれた しかしその日、 超能力者は無能力者となった。
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