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「…………眠い……」
「ちょっと寝ないでください!!!
こんなところで寝ると風邪引きますよ!!!!!」
11月7日
学園都市
東京の3分の1を占めた学園都市のとある公園のベンチに、身長135センチの女教師、月詠子萌(つくよみ こもえ)が一人の眠たそうな表情している少年の腕を引っ張っていた
「……大丈夫、無能力者のバカは風邪は引かない……と信じたい……」
「信じてないなら寝ないてください!!!」
「……でも、人間の本能に素直に従えと……聞いたような気がする……」
「さっかから確信が無さすぎなのですよ!!!」
「…………寝る。」
「その確信は一番いりません!!!!!」
子萌は今から晩御飯を食べようと考えたが、作るのはめんどくさいとコンビニで惣菜を買い、早くこの寒い所から暖かいコタツに入りたいと思い、近道をしようと公園を通ろうとしたら……
……ベンチでそれもこんな寒い中で寝ている少年を見てしまった
少年の容姿は寒そうで大きくDと書かれた赤いTシャツに、黒いジーンズと頭にはアイマスクをつけていて、子萌が現れるまでアイマスクをつけて熟睡していた
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