1-1

2/5
前へ
/72ページ
次へ
「…………眠い……」 「ちょっと寝ないでください!!! こんなところで寝ると風邪引きますよ!!!!!」 11月7日 学園都市 東京の3分の1を占めた学園都市のとある公園のベンチに、身長135センチの女教師、月詠子萌(つくよみ こもえ)が一人の眠たそうな表情している少年の腕を引っ張っていた 「……大丈夫、無能力者のバカは風邪は引かない……と信じたい……」 「信じてないなら寝ないてください!!!」 「……でも、人間の本能に素直に従えと……聞いたような気がする……」 「さっかから確信が無さすぎなのですよ!!!」 「…………寝る。」 「その確信は一番いりません!!!!!」 子萌は今から晩御飯を食べようと考えたが、作るのはめんどくさいとコンビニで惣菜を買い、早くこの寒い所から暖かいコタツに入りたいと思い、近道をしようと公園を通ろうとしたら…… ……ベンチでそれもこんな寒い中で寝ている少年を見てしまった 少年の容姿は寒そうで大きくDと書かれた赤いTシャツに、黒いジーンズと頭にはアイマスクをつけていて、子萌が現れるまでアイマスクをつけて熟睡していた
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加