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「まぁ……アリサやリンドウさんじゃなかっただけマシか………」
バガラリーのDVDを持って部屋に戻り、ベッドにダイブする。
「……………」
天井を向いて、アラガミ化している左腕を見る。
「ゴッドイーターをやめる………か」
コンコン
ノック音が聞こえた。
「誰だ?」
「よう!」
「…………リンドウさん……」
いたのは前リーダーのリンドウ。かつて一度アラガミになってしまい、クレアがレンと共に救った。
「何だ、嫌な顔して」
「当たり前じゃないですか。どうせ目当ては配給ビールなんでしょ?」
「あ、バレてた?」
「アハハ」と笑いながら頭をかくリンドウ。
仕方なく部屋の中に入れてソファーに座ってもらう。
「いいんですか?サクヤさんに怒られたりしないんですか?」
「あれ?何で知ってんの?」
「アリサが教えてくれたんですよ」
配給ビールを出しながら答える。
「あちゃー。アリサにまで行ってたのかー」
「ま、俺は別にいいですけど。怒られるのはリンドウさんだし」
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