前兆

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すでにソーマはヴァジュラの頭の前に陣取っていた。 「さっすが~」 クレアがその場から下がり、ソーマがチャージクラッシュを放つ。 チャージクラッシュをくらったヴァジュラは大きく伸びてから絶命した。 「ふ~………お疲れ、みんな」 一汗拭ってからメンバーに労いの言葉をかける。 「いや~今日も絶好調だったね~。もしかして、俺たちってアナグラ最強部隊?」 「バカなこと言わないで、少しは自重してください。」 「ちぇー、いいじゃんちょっとくらい。なぁソーマ」 ソーマはヴァジュラからコアを取り出したところだった。 「知らん……」 「相変わらずだよな~ソーマは」 「ソーマらしくて俺はいいと思うぜ」 神機を担いで言う。 「それもそうですね」 「おい、さっさと帰投するぞ」 「あ、待てよソーマ」 コウタもソーマの後を追いかけていく。 「私たちも行きましょう、リーダー」 「おう。今日の配給なんだろな?」 「確か………ジャンボトウモロコシでしたよ」 「うげぇ~、またあれ?」
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