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-数十分後-
診断が終わり、クレアは脱いだ服を着ていた。
「検査結果が出たよ」
「どうですか?」
「………………やはりアラガミ化が進んでいるね………」
それを聞いてクレアは自分の左腕を触る。
「やっぱり………」
「前回より17.2%上がっているね。実感はあるかい?」
静かに頷いた。
「このままじゃアラガミになってしまうのも時間の問題だね」
「そう………ですか……」
「どうするつもりだい?君をアラガミにするわけにはいかないし、やはり………」
「やめてください。俺は、この仕事が割にあってるんです。それはできません」
「しかし、君は今や極東支部の心の柱そのものだ。それは折れてしまうのは避けたい」
「…………………」
「真剣に考えてくれないかな?君が助かる方法は、ゴッドイーターを辞め、本部の医療班に行くことだけ………」
「やめてください!!」
クレアの大声でラボの中に沈黙がおきる。
「やめてください………俺は………それだけは決められません………大好きなここを離れたくありません。失礼します」
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