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『その液体は俺自身……俺の魂が入っている液体だ。それを飲めば一度この俺の全てを手に入れられる筈だろう……』
声は嬉しそうに言うと、アランの答えを待つ。声は彼が無言で液体が入ったビンを持つとフフフと笑いながら急かす。
『早く飲め!そうすればお前は大都市アスベルトなどという弱い存在などすぐに壊せるだけの力が手に入る!』
アランはこれを聞き、ふっ!と笑いながら言う。
「何度も同じ事を言われなくても飲むよ。それより先にあんたの名前を教えてくれないか?」
『……いいだろう。俺の名は暗黒神ディスコードだ……』
これを聞くとアランは少し驚くが、それから無表情に戻り、ビンの中身を飲みほす。
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