Wreck

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Wreck

心に響く 偽りの声 甘い誘惑に 時は奪われた 冷たい空気 布団の中でも貴女の声に 心から温もりを感じた 一晩限りの甘い一時 その時には知る余地もなくて… 揺らいだ心の行き先は? 愛し始めていたのに 貴女を信じていたのに… 裏切られた夜 手首を真っ赤に染めて ただ貴女の事を浮かべた 涙が枯れて床に落ちる音が綺麗 沈黙の時は 不安を膨らめた 連絡もない 静けさが虚しさを誘う 鳴らない携帯電話を叩き壊してしまいたかった もう返らない 冷酷は心に傷をつけて 裂けた傷口が笑ってる… 苦悩に咲いた赤い花 ゆらり ゆらりと花ビラが散る 愛し始めていたのに 貴女を信じていたのに… 裏切られた夜 悲しみは最上階に足を運ばせる 辺りを見渡せば 夜景が煌めいていた 一瞬見えた フラッシュバック 冷たいコンクリートに叩きつけられて 飛び散った…
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