1章

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ブレザーにはワンポイントに1年には白、2年には赤、3年には黒といった薔薇の模様が腕の方に入っていた。 拓也はその高校を1位で合格し、今では学年1位という優秀な成績だ。 そして、拓也は特待生でもあり生徒会にも入っていて書記だ。 リビングに行くと二人の兄が朝食を食べ終えコーヒーを飲んでいた。 「おはよう 慧斗兄 尚也兄」 「はよ 拓也」 「おはよう」 長男、輝 次男、慧斗 三男、尚也 そして四男、拓也といった四人兄弟だ。 両親は海外に仕事で行っているためいなかった。 輝は22歳、慧斗は20歳、尚也は17歳、拓也は15歳だった。 尚也は拓也も通っている学園の生徒会会長だった。 拓也は既に大学の内容までも頭の中にはいっていた。 「先に行ってる」 「うん」 尚也はコーヒーを飲み終わるとかばんを持ち先に学園へ向かった。 「ほら 拓也」 「ありがとう」 拓也は朝食を食べ始めた。
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