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チビは俺腕の中で泣き、俺に「愛してる」と何度も繰り返した。
俺もその1つ1つの愛に応えるように、「愛してる」と告げた。
今まで言えなかった分の愛を告げられる。俺の愛してる人に。
それが俺には嬉しくて、嬉しくて。
ーーもう絶対に離さない
そう心の中で誓った。
「おっさん、俺…初恋だと思う。」
"初恋"
その言葉が胸に響く。
ふわり、ふわりと心地好く内側から溢れてくるみたいだ。
ーバカみてぇーに嬉しいなくそ…//
でも、悪い感じはしない。
それはきっとチビだからだと思う。
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