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「おっさん、このくらいか?」
今は剃るという動作の前段階。
ヒゲ剃り用ローション(?)の塗り中でございます。
顔に美青年の冷たい手が触れる。
そのつど胸がはね上がるような、そんな感覚を覚えた。
ーー落ち着け自分!
緊張のせいである。
決して恋心からの胸の高鳴りとか、そんな甘いものではない。
ーーいやいや、男同士に甘いもないか?
自問自答を繰り返す中、美青年は剃るの段階に到着したらしい。
ギラギラした刃を向けてくる。
「さっ、狩りの時間だぜ☆」
もう言葉の意味が違ってます!!こ、怖いよぉ~~
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