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シカマル
「え~と、奈良シカマルだ。好きなものは将棋。これからよろしく。」
適当に済ませて座る。
そこからまた知らない奴の自己紹介が再開される。…メンドクセェから寝るか。そう考え、オレは机に俯せになって寝た。
―――――――…
…カ…、シカ…ル
チョウジ
「シカマル!!」
シカマル
「…んぁ?」
目を開けるとチョウジの顔がアップになって映っていた。
シカマル
「チョウジ、顔近ぇ。」
取り敢えず先に言っておく。
チョウジ
「先生の話終わったよ。今日はもう帰って良いって。」
シカマル
「あぁ、じゃあ帰るか。」
そうして、帰ろうとした瞬間目の前に犬が現れた。
シカマル
「…犬?」
キバ
「あぁ、赤丸ってんだ。」
後ろから声がして振り向くと、犬塚キバと、うずまきナルトが立っていた。
シカマル
「何かオレらに用か。」
ナルト
「二人には今から暇だったらちょっと付き合って欲しいんだってばよ!」
チョウジ
「何に?」
チョウジが二人にそう聞くと二人はニヤッと笑い、揃って言った。
キバ&ナルト
「「イルカ先生に悪戯だ(ってばよ)!!」」
オレ達二人は一瞬呆けたあとに二人と同じように笑い、答えた。
シカマル&チョウジ
「「その話、のった(よ)!」」
―――――――――…
オレ達は場所を移し作戦会議を始めた。
取り敢えず今日の内に作戦を考え、明日の朝に先生が来る前に教室に仕掛けることになった。
チョウジ
「…で、どうするの?」
ナルト
「やっぱ、黒板消しを落とすってばよ!」
キバ
「いや、バケツもありだろ!」
意見がどんどん出てくる。
シカマル
「取り敢えず、全部やってみようぜ。」
それから一時間ぐらい掛けて出来た作戦がこうだ。
①まず黒板消しを扉が開くと同時に落ちるようにワイヤ-を使って吊り下げる。
②次に少し進んだ所の下の方に紐を張る。
③イルカ先生が引っ掛かり頭からコケる場所を推測して水の入ったバケツを置く。
④イルカ先生がバケツに頭を突っ込んだら落ちるようにタライを吊り下げる。
こんな感じだ。
まぁ、先生の反応は明日になってのお楽しみだな。
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