始動の刻~日向編~

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「ふんっ、そんな震えた身体でなにができる?」 「所詮、足掻いたところで死ぬ運命なのさ!」 カタカタカタッ 身体がすくむ 「だから死ねぇっ!」 ギィン 「キャッ!」 鋭い爪と刀がぶつかる 右肩が痛い いつの間にか斬られていた 「ハッ…ハッ」 「イヤ…死にたくない」 「終わりだっ!」 どんどん近づいてくる そこでワタシの意識は、消えた。 キュィィィンッ ザシュッ 血が滴り落ちる 「ば…馬鹿な…!?」 鋭利な爪を素手で受け止めた ギッ…ギギギッ… 「なんだ…?何なんだこの力は!?」 すると、あることに気づいた 右目が蒼く発光している。 「ま…まさか、貴様は!?」 「ハァァァッ!」 もう一人の天魔がサクラに斬りかかる
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