始動の刻~日向編~

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すると今度は、右腕の刀で爪を受け止める。と、同時に左上段回し蹴りを羽根つきの顔面に当てる。 ドガァン その威力は、すさまじく羽根つき天魔を聖堂の外まで蹴り飛ばした。 「なぁっ…!?」 受け止めていた爪を少しずつ断っていく 「グゥッ!!」 相手が怯んだところに 殴打を加える 「ガッ…」 「頼む!!やめてくれ!!」 自然と口角が上がる ニィッ とどめに刀で胸を一文字で切り捨てる ズズンッ… 「ば…ばかな!我らが…ここまで」 すると蒼い光が見えた 「ひぃ!!」 大きく翼をひろげ飛び立つ 「急いで報告を…」 ザアッ 後ろには、蒼く光る左目があった。 「馬鹿な!ここまで跳んだというのか!?」 ザシュッ 「ギャァァァッ…!」 左翼を断たれた バランスを崩し、自由落下した身体の上には… 刀を胸に突きつける姿があった。
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