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「蒼魔 真聖地へ行ってまいる!」
「蒼魔 真隊員よ……生きて帰るのだぞ…
武運を祈る」
そうして、蒼魔 真は親友の平野 涼の声援を胸に女子更衣室へと内心ハラハラドキドキで足を運ぶのであった。
「今日こそは、女子の着替えを危害を受けずに見てやる!
この前は見つかって危うく俺の聖剣が折られそうになったからな」
真はその時のことを思い出したのか、顔が青ざめている。
「いやいや今は忘れよう。
今回成功すればそれでよしだ。
あの時、聖剣に受けた痛みを今度は快感にしてやる」
真は「うし!」と気合いを入れると女子更衣室の隣の部屋に入った。
「先日、涼が小細工してくれたからな」
真はそう言うと、近くにあった梯子を登り天井の板を外すと天井裏に忍び込んだ。
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