どんな君でも

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工藤は、何度も俺の中で果てていった。 「竜、楽しかったよ。」 そういい残して去っていった。 ・・・汚い。 何もかも、全部汚い。 腕は、抵抗したせいか血が出ている。 「・・・なんだよこれ? ・・・クッ、、、隼人。」 その時出た涙さえも汚れてしまってるような気がした。 俺は重い体を引きずって家へ帰った。 携帯を開くと、10件もの着信。 ほとんどが隼人。 その時に思った。 綺麗な隼人の隣に居ちゃいけない。 この時から決めた。 隼人から、離れようと。 1番の方法は? 嫌わせること。
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