どんな君でも

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『自分からしたんだろ? ・・・・やりきれ』 鏡にうつる自分に言う。 『もう少しだから・・・。 あとちょっとなんだよ。』 今日も何食わぬ顔で1日をやり過ごした。 やっと、帰れる・・・ 誰かが後ろに居る気がしたけど、 気にしないように帰っていた。 そう思ったとき、 ふわっと足もとが浮いた。 それから意識をなくした。 誰かが俺を呼んだ、そんな気がしたけど もう俺の意識は飛ぼうとしていた。
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