日常

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「行本君。社長室にある書類をまとめておいてくれるかな?」 「はい、わかりました…社長」 「じゃあ、渡すからついて来てくれるかな?」 これが“あれ”の合図。 社長直属の課に所属する私は、社長と交わる。 未だに消えない傷を誰かに癒してもらいたいから。 「まったく君は綺麗な躰してるね…飽きないよ」 私はソファに押し倒される。 そして、癒えない傷は新しい“絆創膏”を求めてる。
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